先輩社員インタビュー

日本とベトナムを結ぶ架け橋に

—品質管理の現場から食の安心を守る-

2023年入社 / 品質管理   一般

  • この会社を選んだ理由を教えてください。

    日本での留学を通じて触れた日本の文化。その奥深さや美しさに、自然と心を惹かれるようになりました。
    中でも、日本の食文化が持つ繊細さや品質へのこだわりには深い感銘を受け、「こんなにも多くの人々に愛される食文化をもっと深く知りたい」と思うようになりました。
    その学びを活かし、日本の食文化の魅力をより多くの人に伝える仕事に就きたいと考えるようになりました。
    そんな時に出会ったのが日洋でした。日洋は国内外の多彩な原料を取り扱い、ベトナムにも深い繋がりを持つ企業であることを知り、強く惹かれました。母国語と日本語の両方を活かし、ベトナムと日本の架け橋となる仕事に挑戦できる環境が、ベトナム出身の私にとって大きな魅力でした。
    「これまでの経験とスキルを活かし、この会社の発展に貢献したい。」
    この想いが、私が日洋を選び、入社を決意した理由です。

  • 現在の仕事内容を教えてください。

    「安全で安心な食品をお届けする。」
    その想いを胸に、私は品質管理業務に取り組んでいます。
    仕入れ先の工場を定期的に訪問し、原材料の選定から製品が完成するまでの製造過程を一つひとつ丁寧に確認。それぞれの工程が基準を満たし、安心・安全な製品としてお客様に届くよう徹底して確認しています。
    また、お客様からいただいたフィードバックにはスピーディーに対応し、原因を特定して改善に繋げることも、私の大切な役割の一つです。単に課題を解決するだけでなく、より高品質な製品を追求し、業務に取り組んでいます。

  • 仕事のやりがいを教えてください。

    国内外の工場への訪問は、私にとって大きな成長の場です。
    食品に関する専門知識を深めることはもちろん、取引先の方々と新しいネットワークを築き、学びの多い貴重な機会でもあります。 こうした日々の積み重ねが、成長の原動力になっていると実感しています。
    特に印象深かったのは、ベトナムの取引先と協力し、現地で製造された食品を日本に届けるプロジェクトに携わったことです。 食材を通じて、ベトナムの文化を日本に紹介し、食文化の交流を形にできたことは、大きなやりがいを感じた瞬間でした。
    「自分の仕事が日本とベトナムを繋ぐ役割を果たしている」と感じたこの経験は、私のモチベーションを高める大きな支えとなっています。

  • 今後の目標を教えてください。

    私の目標は、日本とベトナムの食品管理基準を深く理解し、美味しく高品質なベトナム産の食材をもっと日本に広めることです。食品の品質や安全性に対する基準は国によって異なりますが、それぞれの特性を知り、両国の強みを活かした提案ができるようになりたいと考えています。
    食材には、その国の文化や歴史、そして人々の想いが詰まっています。日本で働くようになってから、食文化が人と人を繋ぐ大切な役割を持っていることを改めて実感しました。だからこそ、ベトナムの素晴らしい食材を日本に届けることで、文化の架け橋となりたいという想いが一層強まりました。
    まだ学ぶことは多いですが、一歩ずつ経験を積み重ね、いつか自分の提案した食材が日本の食卓に並ぶ日を目指して挑戦を続けていきます。