先輩社員インタビュー

海外市場にも挑む

—商品開発の現場で広がるキャリア-

2021年入社 / 商品開発   主任

  • この会社を選んだ理由を教えてください。

    高校生の頃から食品業界に興味を持ち、大学では食品に関する専門知識を学びました。新卒で入社した会社では製造職に就きましたが、商品開発をしたいという夢を諦めきれず転職を決意。「未経験でも商品開発に携われる」という日洋の募集記事を見つけ、応募を決めました。
    製造職時代は工場内でのコミュニケーションが中心でしたが、日洋では得意先様や関連部署の同僚など、多くの人と対話を重ねながら仕事を進められる点に大きな魅力を感じています。
    入社当初は営業をメインとした原材料の開発を担当していましたが、半年後に開発課へ異動。現在は商品開発をメインに担当し、夢の実現に向けた挑戦を続けています。

  • 現在の仕事内容を教えてください。

    私が所属する開発課では、さまざまな顧客やメーカー様とやり取りをしながら、幅広い業務に取り組んでいます。日洋が取り扱う原材料を活用したメニュー提案をはじめ、営業部門から依頼される課題の解決や、新商品を生み出すための研究開発など、毎日が挑戦の連続です。
    その中で私が主に担当しているのは、海外への輸出案件です。お客様のニーズや市場のトレンドを把握するため、市場調査からスタートし、各メーカー様を訪ねて原材料を探しながら、試行錯誤を重ねてレシピを組み立てています。完成した試作品をお客様にご提案し、ご要望に沿った商品へと仕上げていく過程では、大きな責任感とともにやりがいを感じています。

  • 仕事のやりがいを教えてください。

    開発課では、基本的にチームで仕事を進めています。海外輸出の案件でも、メイン担当は私ですが、レシピ作りや試作品の製作など、多くの工程を課の全員が協力し合って取り組んでいます。一人の力では成し遂げられない業務も、周囲のサポートがあってこそ形になるのだと実感しています。
    協力してくれる人たちがいるからこそ、自分も頑張れる。そう感じる一方で、時間を割いてもらっているという思いがプレッシャーとなることもありますが、そのプレッシャーが私にとっては大きなやりがいにもつながっています。
    もちろん、自分が手掛けた商品が評価され、実際に採用に至ったときの喜びや達成感は格別です。
    しかし、私にとって仕事のモチベーションの中心にあるのは、協力してくれる社内の仲間やメーカー様の存在です。
    その方々への感謝を形にするためにも、より良い結果を出せるように努力を続けていきたいと考えています。

  • 今後の目標を教えてください。

    これまで自分が担当してきた商品は、主に海外輸出の案件が中心でした。今後は、家族や友人をはじめ、より多くの方々に手に取っていただけるような身近な商品を世に送り出したいと考えています。
    新商品の開発プロジェクトには数年単位で取り組むものもあり、課題や困難に直面することも多いですが、それを乗り越え、成長するための努力を重ねていきたいと思っています。
    また、将来的には一次産業にも携わりたいという夢を持っています。たとえば、原料となる野菜を栽培している畑に足を運び、生産現場を学び、原料選定から商品づくりまでの全てのプロセスに携わることを目指しています。
    こうした夢を実現するためにも、現在の業務を通じて一つひとつの経験を積み重ね、視野を広げていきたいと考えています。