商品化へ向けた企画開発

新食材の開発と付加価値の高い商品づくりで
これまで以上の顧客満足度を追求

クオリティの高い食材の開発に注力。イチゴやみかんなどフルーツの調達も

ライフスタイルが多様化し、お弁当や惣菜など中食の市場規模が拡大する中、食材商社の役割はますます大きくなっています。食材については、既存のサプライヤーからの供給を確保するとともに、新たな調達先の開拓も私たちにとって大切なミッションと位置づけています。近年は自ら海外に出向き、現地で最新の情報を収集しながら、クオリティの高い食材の開発に注力しています。

一例として、EMS(※)でタイ産のエビが減少して以降、課題となっていたエビの調達先としてインド産のエビに注目し、当社が加工現場で日本の品質水準に適合した指導を行い、道筋をつけました。その他、開発中の食材にはミャンマーの野菜や、タイ・ベトナムの鶏肉加工品があります。また、主力であるお弁当や惣菜の食材以外に、デザート用フルーツの調達にも乗り出しており、チリ産イチゴ、スペイン産ミカンを調達しています。
※EMS…早期死亡症候群

一貫したフローでスピーディな開発が可能。トレンドをリサーチした自社発案商品も

中食市場は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどがしのぎを削る市場となっています。そのような中、各社は消費者のニーズを読み取りながら、スピーディな商品開発を行い、常に新しいおいしさを追求しています。
当社の強みは、このような中食市場の中で調達から製造までを手がけるメーカー商社の特長を生かした“商品企画力”と“開発力”にあります。お客様の要望を受けて、提案・サンプル作成・商品決定までのフローを自社で一貫して行い、サンプルの作り変えもスピーディに対応しています。また、子会社や協力会社との連携で、品質や安全性を開発初期に提示できるのも強みです。
新商品については、製品のトレンドをリサーチして自社発案の商品開発を行い、社内の調達部門と連携しながら、品質面やコスト面で優位な原料を提案するなど、顧客満足度の高い商品づくりを心がけ、好評を得ています。

デイリーメーカー用の加工度の高い食材やチルド惣菜、ファストフード商品も手がける

近年、製造メーカーは人件費の高騰により省人化の取り組みを強化しており、例えば、揚げ物については衣をつけ、工場では揚げるだけで完成する加工度の高い食材の依頼が増え、当社は、その要望にお応えしています。また、コンビニエンスストア向け商品としては、チルド惣菜(焼き魚など)や店内で揚げるファストフード商品、スーパーマーケット向け商品としては味付けした焼き鳥などを手がけています。
当社の強みのひとつは、お客様のニーズに合わせて様々な形態の商品を迅速に開発するところにあります。そのため、水産加工品の大半は、国内の子会社工場で製造し、小ロットでの生産も可能です。また、日洋オリジナル商品としてスーパーマーケット向けコンシューマ商品を企画するなど、新たな取り組みにも挑戦しています。

フィルム加工メーカーと共同開発した衛生シート。環境に配慮した植物由来の原料を使用した製品の開発も

食品工場で使用される衛生資材、白衣、事務機器、調理器具など、自社開発商品から既存商品まで幅広く扱っています。取引先としては、わらべや日洋グループを中心に他社の工場にも販売しています。
自社開発商品のひとつとして、フィルム加工メーカーと共同開発した「NIシート」があります。この製品は、調理用トレーに使用するシートで、折り方に工夫がされており、ワンタッチで装着が可能で、作業効率が格段にアップしたと好評を得ています。今後も現場のニーズを汲み取りつつ、環境に配慮したポリ乳酸やナノセルロース、ピュアコットンといった植物由来の原料を使用した製品を開発し、販売して行きたいと考えています。